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環境vol.10

『新・環境経営』を理解する上での3つの視点 第3回 『「環境経営」とは経済と道徳の両立』 終着駅は「恩と感謝」と「資本主義」の両立

株式会社 環境経営戦略総研 取締役社長
村井 哲之

リクルート、第二電電を経て現職。各企業に対して「経営品質を高めるコスト削減」を提案し、好評を得ている。指導実績は600社を超える。著書に『コピー用紙の裏は使うな! −コスト削減の真実』(朝日新書)、『ハイヒールと宝石が温暖化をもたらす』(PHP新書)など多数。

低炭素社会を生き抜くために

しかし、長引く不況のなかで「低炭素社会」を中小企業が生き抜くことは大変なことです。こうした状況を打開するためには、もちろん国が動くことも必要ですが、中小企業自体が持続可能であるためになすべきことも当然あるでしょう。最後に、それをお伝えして締めくくりたいと思います。

それは、一人でも多くの従業員に「経済の一部に環境があるのではなく、経済も環境の一部でしかない」ことを、きちんと伝え、理解させることです。

そして、“経済と道徳の両立”を現場における行動の基本とし、「他社(地球)に与えたものは最小化して考え、逆に他社(地球)から与えられたものは最大化して考える」ことができる社員を育てることです。そうすることで、「恩と感謝」と「資本主義」を両立させる思想を現場に浸透させることができます。

これができる企業が「低炭素社会」において持続可能であり、「新・環境経営」を実現するのだと私は考えます。

記載された情報は一般的な情報であり、実際にご活用される場合には、別途専門家とお打合せ下さい。