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【Q】JMSを学びたいのですが?

日本型経営の指針として、JMS(日本経営管理基準)というものがあると聞きました。その特徴と、学ぶための手順を教えてください。


【A】トヨタなど中部経済圏を代表するモノづくり企業が定めた経営指針

JMSとは何か?

 「診断→改善」によりモノづくり企業の経営強化を目指すJMSは、トヨタやセイコーエプソンなど中部を代表する企業15社と中部産業連盟が中心になり、学会や文化人の協力のもとに策定した、モノづくり企業のための経営評価システムでありマネジメントモデルです。トヨタの強さの秘密を学ぼうとする企業は少なくありませんが、そうした優良企業のエッセンスを普遍化したシステムともいえます。その特徴をひと言で表現すれば、結果だけでなく、結果に至るプロセスの改善をも重視した点にあります。

 JMSではまず、モノづくり企業の経営を機能面とプロセス面の大項目に分類。それぞれを経営管理、人材、品質保証、原価、環境、安全、財務・収益と、開発、生産、技術、購買・仕入先管理、現場管理と改善、設備保全、製造品質、営業力のそれぞれ7分野ずつに細分化し、さらに合計で395項目のチェックシートにブレイクダウンします。各項目につき、JMSの評価指針によって自社の経営を診断し、改善に役立てていくわけです。


自社へのJMS導入にはまず中部産業連盟のセミナーに参加を

 自社にJMSを導入するには、中部産業連盟とその付設機関であるJMS推進機構が行っているセミナーへの参加が第一歩となるでしょう。レベルに合わせて、様々なセミナーが用意されています。より実践的に「診断→改善」へと進むなら、中部産業連盟に所属する経営コンサルタントの手を借りるのも一考です。

 導入のステップでは、三つのツールが基本になります。395項目のチェックシート、それぞれの項目や目的を説明した解説書、それに4段階の評価基準を説明したJMS評価基準の三つです。単に経営状態を診断するだけでなく、JMS評価基準により自社の弱点を把握し、改善につなげることがJMS導入の本旨になります。

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「解決情報」の内容につきましては、作成時点における事実や一般的な解釈を示したものである点をご了解の上、ご活用下さい。


高城 泰(2005年9月更新)


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