【Q】特許出願について専門家に相談する前の準備は?
携帯電話の着信メロディーに関するプログラムについて新しい発明をしました。できれば特許出願をしたいと考えています。専門家に相談するためには、どのようなことを事前に準備しておけばいいのでしょうか。
【A】先行技術と新しい発明との相違点がわかる資料を準備する
携帯電話の着信メロディーに関するプログラムについて発明したといっても、ほかの人が同じ発明をすでにしているかもしれません。もし同じ発明か、似たような発明が先に出願されていると、特許出願しても特許を得ることができずに無駄な費用が生じます。
まずは関連ある特許文献等の先行技術を整理します。通常、発明した内容のすべてが新しく、関連する資料は一切ない、ということはありません。根気よく探せば関連する先行技術が見つかるものです。先行技術の調査については、特許庁のホームページからもアクセスできる「特許電子図書館」で、インターネットを利用して無料で検索を行うことができます。
無料相談会を利用し、専門家の意見を聞いてみる
次に集まった特許文献等の先行技術と、今回の新しい発明と、どこが違うのかがわかる資料を準備します。具体的には発明の特徴を表した書類、図面になります。
資料の準備ができたら、日本弁理士会等では無料で特許相談を受け付けていますので、無料相談会に行って弁理士等の発明の専門家に意見を聞いてみるのは得策です(日本弁理士会:電話03-3581-1211)。担当の弁理士から、今後の対応について丁寧に指導を受けることができます。
発明の内容を先行技術と対比しながら専門家に説明することにより、発明のポイントがより明確になります。これにより円滑に専門家のアドバイスを受けることが可能となります。
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「解決情報」の内容につきましては、作成時点における事実や一般的な解釈を示したものである点をご了解の上、ご活用下さい。
弁理士 平野 泰弘(2006年9月更新)