SMBCコンサルティング 視野が広がると、ビジネスは拡がる

解決情報 ビジネストレンド

【Q】経営計画を考える専任スタッフを置きたい

幹部候補生の中から数人を選抜し、経営企画室を新設したいと考えています。営業や経理の出身者ですが、経営企画スタッフとして学ばせることを教えてください。


【A】経営計画の三つのタイプを知ろう

 ★

 経営計画を策定する際には、それらを計画の対象によって三つのタイプに分類することが大切です。そして、それぞれの目的に合った計画を練る必要があります。


総合計画と部門計画

 第一に計画の対象となる領域の違いによって「総合計画」と「部門計画」に分類されます。計画の領域が全社におよぶものが総合計画で、特定の部門に適用されるものが部門計画です。経営計画を学ばせるためには、まずこの点を明確に示す必要があります。


期間計画と個別計画

 第二に、その対象が「期間」であるか「プロジェクト」であるかによって、「期間計画」と「個別計画」に分類されます。期間計画は、対象となる期間の長さによって、さらに長期経営計画、中期経営計画、短期経営計画に分類されます。個別計画は、特定の問題を解決するための計画で、通常は複数の部門にまたがる問題を対象とし、プロジェクトチームを結成し、計画の実行にあたります。


戦略計画と業務実行計画

 第三に、その内容の質によって「戦略計画」と「業務実行計画」に分類されます。戦略計画は、全社的で総合的な戦略の展開を視野に入れた計画で、事業の多角化や撤退のほか、スピンアウトなどを検討する際に策定します。業務実行計画は、一定期間内に所定の業務目的を達成するための計画で、通常は予算という形をとります。ちなみに、戦略計画は長期経営計画に、業務実行計画は短期経営計画に相当します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「解決情報」の内容につきましては、作成時点における事実や一般的な解釈を示したものである点をご了解の上、ご活用下さい。


中小企業診断士 畑田洋行(2005年9月更新)


<お薦めセミナーはこちら>



関連リンク