【Q】「製品分析」はどのようにやればよいのか?
取引先から、「コストダウンを考えるため、まず製品分析をしてください」と指示されました。製品分析とはどのような方法で、どういう手順で進めるものなのでしょうか?
【A】「製品分析」とは、製品の構成要素およびそこにかかったコストを洗い出し分析することです
コスト要因を細かく区分し、算出・分析する
「製品分析」とは、コスト要因分析とも言われるように、製品を構成している部品、組み立てのライン、そのほか製品開発製造に付随する様々な要素を洗い出し、そこにかかったコストを算出、分析、検討することです。
まず、製品を構成する要素は何かを考えることから始めます。その製品を構成している要素を書き出してください。各部品、製造ライン、組み立てライン、納品経路など、製品が生まれるまでの道筋のすべてです。
組立製造図面で言う「パーツリスト」、また各ラインおよび全体構成を表す「組図」だと考えると、わかりやすいでしょう。
個々の要素についてコスト削減できないかどうかを検討する
製品を構成する要素のあぶり出しが終わったら、次に各部品、ラインおよび組み立てのコストを個別に算出します。このとき、部品の調達コストに関しては、仕入先や仕入先別の購入数なども記入しておきます。
各構成要素のコストが出揃ったところで、次のようなコストダウン方法を検討していきます。
(1)もっと安く調達できる材料や部品はないか
(2)違う材料、部品を使うことで、部品点数を少なくすることはできないか
(3)仕入先を統一、あるいは変更することでコストが変化しないか
(4)アウトソーシングしたほうがよい部品、ラインなどはないか
(5)組み立てラインを変更したほうが効率的な部分はないか
このように製品分析からコスト削減を検討しますが、具体的には製品の特性によって異なります。上記は、工場で生産するような製品をイメージして記述していますが、その他の製品やサービス業などでも基本的な考え方は同じです。
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「解決情報」の内容につきましては、作成時点における事実や一般的な解釈を示したものである点をご了解の上、ご活用下さい。
経営コンサルタント 松谷葉子(2005年9月更新)
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