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解決情報 中国・海外ビジネス

【Q】中国の領収書について知りたい

中国の領収書は日本の領収書とどのような点が異なっていますか?


【A】中国の税務上の処理は「発票(領収書)」が基準で計上され、支払い時に「発票」を取得しないと費用として処理できない

日本の領収書との相違点

中国の領収書は、日本では「発票(ファーピャオ)」と訳されます。しかし、その使い方は日本の領収書とは以下の点で異なっています。

@日本では領収書は自由に作成でき、様式も特に規定はない。一方、中国の「発票」は税務局が印刷から購入、作成、保管、返却まで、すべてを管理しており、それを使用しないと税務処理ができない。
A中国では商品を売り上げた際、「請求書」が発行されず、一般的に「発票」がそれを代行する。代金を回収する際に作成した「発票」を交付して決済するが、代金回収前でも発行されることもある。
B中国の税務上の処理は「発票」をベースに計上され、支払い時に「発票」を取得しないと費用として認めてもらえない。機械設備も固定資産に計上できず、減価償却の処理もできない。また、「発票」は通し番号が付けられており、紛失すると再発行されない。


「発票」は、3種類が使用されている

「発票」は、現在以下の3種類が使用されています。

@増値税専用発票:中央の国家税務局が管理。専用作成機を使用して、「増値税」金額も記入する。基本税率は17%で毎月末に集計して翌月10日に税金を納める。
A一般消費財発票:地方政府が管理。小売店等で商品を購入したときに受領する。一般商業発票(税率17%)と小規模商業発票(5%)の2種類がある。
Bサービス業発票:地方政府が管理。固定金額タイプで、飲食店等のサービス業で発行される。地域によりクジの付いているものがある。

なお、実態としては、インボイス(発票)主義の問題点も指摘されています。例えば、「発票」を発行しない売り上げは、納税せずに済ませることができるため、発票が不要ならば販売価格が割引されている。また、偽造の「発票」が販売され利用される脱税が横行しているなどです。

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「解決情報」の内容につきましては、作成時点における事実や一般的な解釈を示したものである点をご了解の上、ご活用下さい。


遠藤 誠、チャイナワーク(2006年11月更新)


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