SMBCコンサルティング

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一口メモ

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日常の光景や歴史のエピソード、季節の話題等さまざまなトピックスを題材に、はがきサイズにまとめたものです。朝礼時の挨拶や経営のヒントとしてご利用いただけます。

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2017年(平成29年)3月号

稽古はうそをつかない
  • 大相撲の第33代立行司・木村庄之助は、先輩行司から「昔の力士は、しこ名を自分の戒名だと言っていた」と聞いたそうだ。「土俵の上でいつ死んでもいいように、生きているうちにもらう戒名がしこ名なのだろう」と庄之助は解釈している。
  • 庄之助の初土俵は1955年だから、半世紀以上も前。かつての角界の気風を示すエピソードといえそうだ。ところが、稀勢の里の横綱昇進をめぐる一連の報道をみると、新横綱にも、そんな昔気質な覚悟が息づいているのでは、と感じられる。
  • 「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます」と中学時代の文集に書いた稀勢の里。「浮かれている場合じゃない」とVパレードを辞退し、代わりに行われた報告会では、子どもらに向け「稽古はうそをつかない。練習すれば必ず結果がついてくるので頑張って」とメッセージを贈ったそうだ。
  • 「3年先の稽古をする。5年、10年先を考えて辛抱すること」と言ったのは大鵬。「今やっとかないと、引退が早いぞ」と自分を叱咤したのは、千代の富士。新横綱、覚悟は十分と見た。

2017年(平成29年)3月号

ソメイヨシノ以前
  • 「サクラ前線」で開花の指標とされるのはソメイヨシノ。そのひとつの理由は全国どこにでもあること。もうひとつの理由は同じ地域の個体であれば、一斉に開花する性質を持っていることにある。
  • 「自家不和合性」といって、ソメイヨシノを両親とする種子は発芽能力を持たない。挿し木や接ぎ木によって増やされるため、どの個体も同一の遺伝子を持ち、気温や日照などの条件が同じならば、みな一斉に花を咲かせるのである。
  • ソメイヨシノの歴史は意外に新しく、生まれたのは幕末から明治の初め頃といわれる。それ以前の日本では、さまざまな種類のサクラが栽培され、鑑賞されていた。近畿地方ではヤマザクラが多かったという。江戸で「花見」といえばエドヒガンが普通だったそうだ。種類が多いと、一方が散り始めればもう一方が咲き始めるといった具合で、一か月くらいは花見が楽しめたという。
  • 日本人はいつ頃からソメイヨシノ一辺倒になってしまったのだろう。いま全国のあちこちで、戦後に植えられたサクラ並木が寿命に近づき、サクラの植え替えが検討されているという。どうせ植え替えるなら、サクラの多様性を復活させることも検討してみてはどうか。

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