SMBCコンサルティング

経営実務に役立つ情報を分かりやすくまとめた小冊子や、朝礼時の挨拶や経営のヒントとなるさまざまなトピックスをコンパクトにまとめたものを発行しています。


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一口メモ

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日常の光景や歴史のエピソード、季節の話題等さまざまなトピックスを題材に、はがきサイズにまとめたものです。朝礼時の挨拶や経営のヒントとしてご利用いただけます。

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2017年(平成29年)8月号

危機言語
  • 「あそこにいる二人の兄弟が亡くなったら、彼らの話す言葉は永遠にこの世から消えてしまうんですよ」。カリブ海のある島に滞在していたNPO職員が、現地の人から聞いた話である。
  • 世界に現存する言語は6,000以上あるといわれている。このうち半分の言語が今、消滅の危機にある。たったひとりしか理解できない言語もある。その「話者」が亡くなれば、当然、言語は消滅する。そうした「最後の話者」が今、2週間にひとりのペースで亡くなっているという。
  • 日本ではアイヌ語が「極めて深刻」な危機言語にリストアップされている。アイヌ語の話者は現在10人ほど。アイヌ語に関しては、音声資料は随分と蓄積されているそうだが、意味のわからない言葉も多く、話者がいなくなれば解明されないで終わってしまう可能性が高い。
  • 言語はさまざまな民族の歴史と文化、生活、人間ひとりひとりの記憶を背負って成り立っている。言語の消滅とともに、それらすべてが失われてしまう。「多様性(ダイバーシティ)」の重要さが叫ばれるなか、6,000もの多様な言語を守っていくことからまず始めてみたらどうだろうか。

2017年(平成29年)8月号

打率とヒット数
  • 社会心理学者の榎本博明氏のセミナーで興味深い話を聞いた。大リーグのイチローが40歳をすぎてもモチベーションを維持できているのは、打率ではなく、ヒット数にこだわったことに秘密があるのではないか、というのだ。
  • 例えば、3割打者であれば、ある試合で4打数1安打では打率が下がってしまう。しかし、ヒット数に目を向ければ「今日も1本、ヒット数を伸ばすことができた」と考えることができる。つまり、ヒット数は減らないため、いつも前向きでいられるというのである。
  • ある営業コンサルタントの話。駆け出しの頃、見込み客の名簿をもとにアポ取りの電話をしていた。上司に「今日は何件とれた?」と聞かれたので、「50件電話して、3件しか取れませんでした」と答えると、上司が言ったという。「そういう言い方をしているうちは、絶対に売れるようにはならないぞ。『今日は3件とれました。明日は5件とれるように頑張ります』とだけ言っていればいい」。
  • 「確率」という考え方は、どうも頭でっかちの人間が考え出したものらしい。実際に成功をおさめる人とは、「次の1本のヒットをどう打つか」を考え続けた人なのであろう。

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