SMBCコンサルティング

経営実務に役立つ情報を分かりやすくまとめた小冊子や、朝礼時の挨拶や経営のヒントとなるさまざまなトピックスをコンパクトにまとめたものを発行しています。


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一口メモ

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日常の光景や歴史のエピソード、季節の話題等さまざまなトピックスを題材に、はがきサイズにまとめたものです。朝礼時の挨拶や経営のヒントとしてご利用いただけます。

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2017年(平成29年)12月号

3つの“じ”
  • 動物園や水族館には「3つの“じ”」という言葉があるそうだ。飼育係の仕事の基本中の基本である。①調餌(ちようじ):栄養バランスを考えて餌を調合すること。②給餌(きゆうじ):決まった時間に規則正しく餌を与えること。③掃除(そうじ):飼育舎を清潔に保つこと。なるほど、生き物とはそういうものかと、妙に納得してしまった。
  • 同時に思い浮かべたのが禅院の生活である。禅院では規則正しい生活が重んじられることは言うまでもない。掃除は「心を清める」ことを意味し、修行のひとつでもある。また、禅院には精進料理という独特の調理哲学がある。
  • 精進料理では「甘」(あまい)・「(かん)」(塩からい)・「辛」(からい)・「苦」(にがい)・「酸」(すっぱい)に「淡」を加え、「六味」という。「淡」とは普通、薄味のことと理解されているが、これは濃い味や強い臭いを避けて、素材の味そのものを活かすことなのだという(千葉公慈著『心と体が最強になる禅の食』)。素材の本来の味を楽しむ食文化が、結果として栄養バランスの良い食事につながっているのかもしれない。
  • 「3つの“じ”」は人間にも共通する生活の心得といえそうだ。

2017年(平成29年)12月号

切腹最中
  • JR新橋駅から歩いて5分ほど、浅野内匠頭が切腹した田村屋敷の跡地に建つ和菓子店が新正堂だ。その名物は「切腹最中」。ぱりっと香ばしい最中の皮の中に、すっきりした甘さの粒あんがぎっしりと、というより、あんの量が多すぎて皮の口が大きく開いてしまっている。
  • 現在の社長が「忠臣蔵」にちなんだ名物を作ろうと考え出したものだが、商品名をつけるにあたっては「切腹など縁起が悪い」と大反対されたそうだ。周囲の反対を押し切って発売してはみたものの、はじめはさっぱり売れなかった。
  • 様子が変わってきたのは、ある証券会社の支店長が、多額の損失を出してしまった顧客へのお詫びの品として「切腹最中」を買い求め、円満のうちに謝罪ができたという話が広まってからのこと。以後、サラリーマンの間では、仕事上のミスを謝るときの手土産として重宝がられている。
  • 受け取る方も思わずニヤリとしてしまう、この名物和菓子。活用の価値はありそうだが、笑いで失敗をごまかそうとしていると誤解されると逆効果なので、ご注意のほどを。

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