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経営実務に役立つ情報を分かりやすくまとめた小冊子や、朝礼時の挨拶や経営のヒントとなるさまざまなトピックスをコンパクトにまとめたものを発行しています。


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一口メモ

一口メモ

日常の光景や歴史のエピソード、季節の話題等さまざまなトピックスを題材に、はがきサイズにまとめたものです。朝礼時の挨拶や経営のヒントとしてご利用いただけます。

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2020年(令和2年)7月号

祇園祭と疫病
  • 京都で毎年7月に行われる祗園祭は、疫病退散を願って行われた御霊会が起源とされる。祗園祭が行われる八坂神社はもともと素戔嗚尊すさのおのみこととともに牛頭天王ごずてんのうを祀る神仏習合の寺で、この牛頭天王が除疫を司る仏教由来の神なのである。
  • 平安時代は災難が多かった。864(貞観6)年に富士山の大噴火(貞観大噴火)が起き、868(貞観10)年には「播磨国地震」(M7)、869(貞観11)年には陸奥で「貞観地震」(M8.3)が発生するなど、全国的に地殻変動が続いた。
  • 加えて、建都により人口が集中した平安京では、上下水道の未整備から天然痘、インフルエンザ、赤痢、麻疹などが大流行。陰陽師は、原因を長岡京遷都中に憤死した早良親王らの怨霊の仕業だと断定し、朝廷は疫神や死者の怨霊を鎮めるため牛頭天王を祀り無病息災を祈願した。
  • 今年の祗園祭は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、山鉾巡行が中止となる。疫病退散を願う祭りが疫病対策で中止となるというのは皮肉な話だが、神事だけは厳粛に行われるという。神頼みでもいいから効いてくれたらありがたい。

2020年(令和2年)6月号

コヨーテとアナグマ
  • 米カリフォルニア州で、コヨーテとアナグマが仲良く寄り添って歩く微笑ましい動画が収められ、話題になっている。映像では、コヨーテが「早く来いよ」とアナグマを誘う様子が映っており、アナグマも遅れまいと後に続く。自然界において、捕食関係にある動物同士が絆を結ぶのは極めて珍しい。
  • 先住民の間では、彼らが小動物を協働で捕まえる狩りは知られていた。俊足のコヨーテがジリスなどを追い詰め、地面に隠れる獲物をアナグマが鋭い爪で掻き出すのである。
  • 行動を共にすることで互いの欠点をカバーし成功率を上げる、こうした関係を「相利共生」と呼ぶ。生物にとって最大の使命は「生き残る」こと。微笑ましいコヨーテとアナグマの関係も、とどのつまり「生存のための戦略」なのである。
  • ビジネスでも異業種が手を組み、技術やノウハウを共有したり、組み合わせたりして、新たなビジネスを創造することがある。鍵は自社利益の最大化に走らず、「市場の創造」という共通の利益を目指して協力し合えるかどうか。経営環境の厳しいときこそ、「相利共生」の精神が求められる。

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