SMBCコンサルティング

経営実務に役立つ情報を分かりやすくまとめた小冊子や、朝礼時の挨拶や経営のヒントとなるさまざまなトピックスをコンパクトにまとめたものを発行しています。


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一口メモ

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日常の光景や歴史のエピソード、季節の話題等さまざまなトピックスを題材に、はがきサイズにまとめたものです。朝礼時の挨拶や経営のヒントとしてご利用いただけます。

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2017年(平成29年)6月号

時の記念日
  • 6月10日は「時の記念日」。天智天皇10(671)年の6月10日(現行暦)、初めて宮廷に時計が設置されたことに由来する。当時の時計は「漏刻」といって水時計だった。天智天皇を祀る近江神宮では毎年、「漏刻祭」が行われている。
  • この記念日は大正9(1920)年、当時の東京天文台と、文部省の外郭団体、生活改善同盟会によって制定された。おもしろいのは生活改善同盟会という団体の存在で、日本の近代化を進めるため、時間を守ることの大切さを啓発することが、記念日制定の目的だったという。
  • 「時間を守る」ことと、「近代化」。なにか飛躍した話のように思えるが、そうでもないらしい。南米の発展途上国の小学校に、初等教育研究のための交流制度で赴任した教師の話を聞いたことがある。教師がまずやらなければならなかったのは、「鐘が鳴ったら教室に入る」ことを教えることだったという。まず時間を守る生活習慣を身につけさせないと、授業で何か教えようとしても、授業にならないのだそうだ。
  • あなたの会社は時間にルーズになってはいませんか?

2017年(平成29年)6月号

繁盛貧乏
  • 随分と懐かしい言葉を聞いたような気がした。「繁盛貧乏」。バブルの頃によく聞いた言葉である。
  • 仕事はいくらでもあるが、なにぶん人手が足りない。長年の取引先からの依頼であれば、むげに断るわけにもいかず、割高な賃金を払って人手を掻き集め、何とか仕事をこなしてはみたものの、人件費負担が重く、利益はむしろ減った。
  • 当時も、特に問題になっていたのは物流だったように思う。しかし、日本の物流業界は、この難局を契機として世界に冠たる効率的なシステムを作り上げた。情報システムの活用、チェーンストアやトヨタ自動車に代表されるような企業間でのシステム統合、ライバル企業同士が手を組んでの共同配送──こうした革新的取り組みが一気に進んだのも、この頃だった。
  • 「人手不足だから、値段を上げてもらえないと、もう仕事は受けられない」とだけ言っているほど、日本の企業は柔ではないだろう。仕事があるのであれば、工夫次第で利益を出せる仕組みはつくれる。日本の物流業界が、今度はどんな進化を見せてくれるか、楽しみだ。

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