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従業員不祥事の早期発見、防止のための

「不正行為発生のメカニズム」の解明と実務対応

動機・機会・正当化の3つの視点から考える

東京

日時と会場

参加者料金を確認する
2024年07月03日(水) 13:00~ 17:00

三井住友銀行呉服橋ビル
東京都中央区八重洲1-3-4

※受付は30分前より開始いたします
※欠席・遅刻の場合は、必ずご連絡をお願いいたします
※会場は当日1F掲示板にてご確認ください

昼食

2024年07月03日(水) 昼食はご用意いたしません

対象者

総務・法務・内部監査・コンプライアンス部門担当者

講師

西村あさひ法律事務所・外国法共同事業  パートナー 弁護士  梅林 啓 氏
梅林 啓 氏

略歴:1988年司法試験合格。1989年東京大学法学部第一類卒業。司法修習生。1991年検事任官。東京地検特捜部検事ほか、各地方検察庁において、犯罪捜査・公判等の検察実務に従事。法務省刑事局付、大臣官房秘書課付、在イギリス日本国大使館一等書記官、内閣官房副長官秘書官などを歴任し、2007年2月退官。2007年3月弁護士登録。2010年1月西村あさひ法律事務所パートナー就任。現在、危機管理チームの一員として、コンプライアンス、企業不祥事にかかる危機管理案件に取り組む。


概要(狙い)

 従来、従業員による不祥事対応について、社内調査、事実関係の検証、再発防止策の策定などの事後対策が多く論じられてきましたが、「なぜ、従業員は不祥事を起こすのか」という根本的な原因の解明にはなかなか行き着かず、再発防止策もその場限りの表面的なものになっていたことが多いと感じます。
 本講座では、企業において発生する金銭的な不祥事、企業の秘密情報の持ち出しなど、具体的な事例を挙げながら、従業員が不祥事に走る要因を、動機、機会、正当化という3つの要素から機能的に解明することで、不祥事の早期発見、再発防止の新しい視点を提案し、今の時代に求められるリスクマネジメントに迫ります。

効果 到達目標

◎具体的な事例に基づき不祥事の早期発見、再発防止の新しい視点について理解できる
◎不正行為発生のメカニズムについて体系的に理解できる

プログラム

1.不正・不祥事対応の現状と新しい視点の必要性
  1)企業における従来の不正・不祥事対応
  2)そこから導かれる結論と”反省・あきらめ”
  3)新しい視点から不祥事対応にアプローチする必要性

2.不正行為発生のメカニズムの解明(会社資産の不正流用(横領)をケースに)
  1)不正のトライアングルとは何か
  2)お金が必要という「動機」(プレッシャー)
  3)不正流用ができる「機会」
  4)不正に対する「正当化」

3.不正行為の早期発見に向けたポイント(不正行為発生のメカニズムを踏まえて)
  1)不正行為を早期に発見する重要性
  2)「機会」の発見
  3)「動機」の発見
  4)「正当化」の発見

4.不正行為を抑止するためのポイント
  1)「機会」に関する抑止策
  2)「動機」に関する抑止策
  3)「正当化」に関する抑止策

5.その他の不正行為への応用(動機・機会・正当化のどこに着目し、対策を講じるべきか)
  1)秘密情報の持ち出し
  2)製品・食品事故・偽装、各種業法違反
  3)インサイダー取引

6.まとめにかえて

※本セミナーにつきましては、法律事務所ご所属の方はお申込みご遠慮願います。

受講料(一名様につき)


会員種別 税込価格 本体価格 消費税
単価 SMBC経営懇話会特別会員 25,300 23,000 2,300
SMBC経営懇話会会員 29,700 27,000 2,700
会員以外のお客様 33,000 30,000 3,000

※セミナー名、開催日、プログラム、受講料等が予告なく変更になる場合があります。
※セミナーは、開催日の前営業日の午後3時までにお申し込みください。
  (弊社営業日は、土・日・祝日・年末年始を除く平日)
※申し込み時点で定員に達している等の理由によりお申込みいただけない場合があります。
  また、募集状況によりセミナー開催が中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※やむを得ずキャンセルの場合は、原則、開催日の前営業日の午後3時までに、HPからキャンセルをお願いいたします。
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  開催日当日の取消しの場合は、受講料を全額ご請求いたします。
  代理出席は受付いたします。 

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