モノから機能へ「生活達人」御用達商品
東 | 西 | |||
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パソコン&「Windows95」 | 横綱 | インターネット | ||
携帯電話&PHS | 大関 | 野茂英雄 | ||
都市型RV車 | 関脇 | L.L.BEAN | ||
「スヴェルト」 | 小結 | エイベックス・レーベル | ||
「スパ王」 | 前頭1 | 「十六茶」 | ||
ミニリュック | 前頭2 | 防災用品 | ||
「クイックルワイパー」 | 前頭3 | エアバッグ | ||
『学校の怪談』シリーズ | 前頭4 | 『遺書』と『松本』 | ||
消臭用品 | 前頭5 | 中高年パソコンスクール | ||
ダンベル体操 | 前頭6 | PL保険 |
技…技能賞 敢…敢闘賞 殊…殊勲賞 「」…商品名 『』…書籍名・作品名
阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件など予期せぬ大災害に見舞われた混乱の95年は、ようやく次の時代のヒット商品の姿が見え始めた1年であった。
しかしながら、新しい主役の姿はなお漠然としている。なぜなら従来の商品がモノとしての明確な形をもっていたのに対して、新しい主役たちは形よりも機能としての存在価値をもつからである。
そして、その機能を十分に発揮させることができる「生活達人」たちがこれらを手にしたとき、新しい主役の姿がはっきりと見えてくるのである。
この年の東の横綱は景気の大きな牽引役になったパソコンと十一月二十三日の発売日の異常なフィーバーぶりが記憶に新しい「Windows95」、西の横綱は新聞紙上に登場しない日がないほどの関心を集めたインターネットだった。
また、東の大関は料金の値下げなどで利用者を着々と増やしてきた携帯電話とそれに夏以降に挑戦を挑んだPHS、西の大関は得意のフォークボールで大リーガーを次々と三振に取った野茂英雄。
本表は相撲の番付の形式を採用しているため、「東」と「西」に別れていますが、選ばれた商品と地理的な東西の関係はいっさいありません。対象となる商品は、個別の商品だけでなく一定のカテゴリーの商品群や人物・社会現象などを含みます。番付の順位は、出荷台数・売上高等の実績だけでなく、その商品がマーケットに与えた意義やインパクト・今後の成長性などを総合的に判断して決定しました。
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